
フードアレルギーは食物への有害反応です。
人間の体内には細菌やウィルスなどの異物から身を守る免疫システムがあります。
中でも遅延型フードアレルギーは、一般的に知られている、アレルゲンである食品を食べた直後に症状が現れる即時型ものとは違い、食べた後6時間から24時間後に、体がじっくり炎症を起こすタイプのものです。
IgG食物過敏セミパネルは、日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、海草などを、120項目取り揃えたバランスの良いパネルです。最新技術のマイクロアレイを採用、より多くの項目を短納期かつ高精度に検査します。
特定のアレルギー抗原を見つけることで、慢性的な症状解消の手助けになるかもしれません。
※検査結果お届け目安は、5日~10日です。
※採取後の検体サンプルは、同梱の返送用封筒および送付伝票にて、採血日の当日または翌日に必ずご送付ください。
検査食品項目
乳製品/卵 | カゼイン、チーズ(ミックス)、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト |
肉類 | 牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉 |
魚/シーフード | シーバス(スズキ目)、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ |
ナッツ/種子/豆 | アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ |
穀物(グルテンを含む) | 大麦、デュラム小麦、グリアジン(グルテン)、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま |
穀物(グルテンを含まない) | 寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ |
フルーツ | リンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン(ハニーデュー)、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ |
野菜/藻類 | 寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ |
※項目が予告なしに変わる場合があります。
注意事項
本検査は生後6か月未満の方はお受けになれません。
検査をお受けになる前に
採血前の食生活
- 小麦やグルテンをはじめ、特定の食品を除去した食事をなさっている場合、該当する項目の値が低い、または無反応となる可能性があります。
- 医師の指示が無い限り、通常どおりの食生活を送り、検査をお受けください。
- 過去に拒絶反応やアナフィラキシーの可能性があった食物の摂取は避けてください。原因食物への2回目の摂取により致命的な影響を及ぼす可能性があります。
お薬を服用中の場合
経口・鼻腔内コルチコステロイド(プレドニゾン、ベクロメタゾン、フルチカゾン、トリアムシノロン等)、局所コルチゾン懸濁液およびクリーム剤のような免疫抑制剤は、抗体検査の結果に影響を与える可能性があります。影響を避けるためにこれらの薬剤を控えていただく期間は投薬量や頻度により個人差が大きく、数日の場合もあればそれ以上に及ぶ可能性もあります。 また、薬剤の中止が不可能な方の場合には、自覚症状があればそのまま検査をお受けいただくケースもあります。現在ご使用中の薬物を変更する場合には、担当医または薬剤師にご相談ください。